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妄想家はSEに向いてると聞いたのは就活中だったかなぁ。
これが意味するのは、想像力が形が見えにくいシステムの実現に向いているということなのなかな~と思ったけど、
それも違うよな、と思う。
現在一般的に言われる「妄想」は、元来の「現実把握機能の低下による幻覚じみた症状」ではなく、「意識的短期的なストレス解消や快楽や逃避の手法」で、空想と似たようなものだと思う。
ポイントは自分の妄想を意識できているかどうか。前の記事で触れた奴隷化にしても、自覚しているかどうかは大きい。
現実把握機能が低下している人は、いわゆる空気の読めていない人と言える。すると、自覚症状のある妄想家は、空気を把握しながらもあえて勘違いを想像していることになる。それは現状課題を把握しながらゼロベースで思考できるともいえると思えば、確かにSE向きなのかもしれない。
ただ本当に現実を把握している人は、妄想なんてできないんだろうとも思う。
ある程度現実を把握し、妄想に浸る余裕を欲する人、それが自称妄想家の正体なのかもしれない。
攻殻機動隊のriseの歌詞をちゃんと読んだことがなかったので、ロシア語部分も含めて読んでみた。やはりストーリーとマッチした内容でなかなか良かった。
そんで"Your fire will be heating thousands of hearts(ロシア語訳)"という部分で、先日見たエルピーダの社長の「お前のカラオケやゴルフの腕があがって喜ぶ人はたかがしれてるが、この半導体の機能や価格が良くなって喜ぶ人は世界中にいる」的な言葉を思い出した。
つまり遊ぶ時間は惜しんで仕事しろやってことなんだけど、カリスマ社長からそんなこと言われたらたぶん働いちゃうんだろう。プロ意識と呼ぶ奴隷化だ。
ただ最近社会人になって感じるのは、ON/OFFが面倒だということ。この2重人格化は、今まで素直に生きてきた自分には少し難しい。仕事は仕事である以上そのルールや上司に従わなければならない。自我やエスを超自我でラップしなければならないわけで、そのラップをかぶせるたびにストレスが生じる。ラップが少なくて済む職場ならいいが、多い職場なら、いっそ自我やエスまでも超自我にシンクロさせ、ラップを不必要にさせてしまおうということになるんだろうか…それがつまり奴隷化だ。
自分の好きな仕事が一番というが、どちらが先にせよエスや自我がシンクロ状態にあることは奴隷になっているに他ならない。
riseの歌詞には"time to make the sacrifice we rise or fall"というのもあり、対訳は「その身を捧げるのは今」だけで
rise or fallは含まれていない。身を捧げることがriseなのかfallなのか。それは意識だけの違いなんだろう。
"Remember, everything is in your hands(ロシア語訳)"と思えば、奴隷化するのは世界であり仕事だ。
世の中は奴隷化される人とされない人であり、世界を変えたい人と関わりたくない人という属性があり、大部分はその中間に存在し、その両端を憧れや卑屈な目で見ているんだろう。